ヘクソカズラという植物をご存じですか?アカネ科ヘクソカズラ属、蔓性多年草で、道端にあまり目立つことなく咲いている真ん中が紅色の白いお花です。
ヘクソカズラのこと
可憐でかわいらしいのに、葉や茎を傷つけると、嫌なにおいを放つので、名に「へくそ」とつけられたそうです。なんだかなあ・・という感じですね。
けれど、この嫌なにおいも、ただむやみに放つわけではありません。
においを放つのにも、それなりの意味があります。
ものごとは、表面的な部分だけをみると、無駄なようにみえたり、自分にとって嫌なものであったりすることがあります。けれど、本質的なことを知ると、それまでとは全くちがってみえてくることがあり、そのことがきっかけで、自分の視野が広がることもあります。
「しょくぶつのおはなし」では、さまざまな植物の意外な一面であったり、おもしろいしくみであったりをご紹介していきたいと思います。
「しょくぶつのおはなし」のポートフォリオのひとつとして、読んでいただけましたらうれしいです。